旧ヤフーのトップページダウンペナルティ(TDP)のチェックとリカバリー
2010年11月よりYahoo検索はGoogleエンジンに切り替えています。今のYahooでトップページが検索されないのはGoogleのペナルティです。
旧ヤフーのトップページダウンペナルティ(TDP)のチェックとリカバリー
以下の情報は、すでに史料的価値しかありません。
Yahoo!でトップページが検索されなくなった!
しっかりSEOをやったはずの、サイトのトップページが異様に順位ダウンするのです。多くは、1000番以降の圏外追放となっており、事実上、検索されなくなっているのです。
検索されなくなることは、商用サイトでは死活問題となります。
SEO塾では、この現象に対して「トップページダウンペナルティ」と名付けました。
英語ではToppage Down Penalty、その頭文字を取って略称は「TDP」となります。
SEO塾は、このTDPのリカバリー策をいくつか発見し、自サイトを含めて、塾生やセミナー受講生のサイトで数多くの成果を上げています。
トップページダウンペナルティ(TDP)はSEO塾が名付け親
2007-11-01、SEO塾はブログで、Yahoo!検索の不審な順位変動に対して、はじめて「TDP」という言葉を用いました。
- 参照:【総集編】SEOブログで振り返るTDP – 現象、解消法、実例 in ヤフー ブログ from SEO塾
TPDはトップページだけとは限らない
2010年の現在、あれから状況も変わり、おかしな順位ダウンはトップページに限らず、とにかくSEOをやっているページが、被害をこうむっています。
名称変更もしなくては…
Yahoo!ダウンペナルティのリカバリー可能性をチェック
ご存じとは思いますが、Yahoo!検索は、アメリカYahoo!のYST=Yahoo! Search Technologyから、MicrosoftのBingに切り替えられる予定です。まだ時期は分かりません。
また、米Yahoo!の検索と広告のスタッフも、Microsoftへの移籍が決定的となっています。
よって、現在のYahoo!検索は、Bingへの切り替えまで、MSへ移籍するほどでもないスタッフで適当に運営、という可能性が高いです(笑
Yahoo!検索では、あり得ない順位変動が多発するでしょうし、現に一部ではそうなっています。
日本のYahoo!でdepth:0チェック
ブラックハット・スパムをやった覚えはないのに、突然に順位が落ちた、検索されなくなった、そういったペナルティを受けたかもしれないサイトは下記をチェックしてみましょう。
まず日本のYahoo!で、「depth:0 site:ドメイン」で検索してみます。
- 例:Yahoo!検索 – depth:0 site:www.seojukublog.jp
これでトップページが、一番目に出ていない、そして順位もダウンしている、その場合はペナルティの可能性があります。
depth:0チェックJPで、トップページやSEO対象ページが最初の方に表示されていない
(A) はい (B) いいえ
アメリカのYahoo!でdepth:0チェック
今度は、アメリカのYahoo!で、「depth:0 site:ドメイン」を検索します。
- 例:depth:0 site:www.seojukublog.jp – Yahoo! Search Results
そして、日米Yahoo!の「depth:0チェック」で、並びの順番が大きく違っているページは、ペナルティの疑惑があります。
depth:0チェックUSAで、トップページやSEO対象ページが最初の方に表示されていない
(A) はい (B) いいえ
日米Yahoo!のdepth:0チェックの意味
まず日本Yahoo!の「depth:0チェック」で、SEO対象ページが下の方にある場合は、日本Yahoo!でペナルティが発動している可能性があります。
また、アメリカYahoo!の「depth:0チェック」で、SEO対象ページが下の方にある場合は、アメリカYahoo!でペナルティが発動している可能性があります。
「depth:0チェック」で、SEO対象ページ(トップページなど)の並び順を比較して
(A) 日↓米↑ (B) 日↓米↓ (C) 日↑米↓ (D) 日↑米↑
その他のトラブル:インデックスやバックリンク
最後に、Yahoo!でどのようにサイトやページが登録されているのか、またリンク元はどうなっているのか、チェックしてみましょう。
ここではサイトエクスプローラーを使います。日米どちらでもかまいません。
(c)例:ドメイン内のページ で、存在しないURLが登録されていないか?
また、同じページを表示する複数のURLが登録されていないか?
(d)例:被リンク元のページ で、おかしなリンク元がないか?
存在しないURLや、おかしなリンク元は、ペナルティの原因・誘因となります。
存在しないURLや、複数のURLで登録されている
(A) はい (B) いいえ
- (A) で特定のキーワードで順位が思わしくないときは、ペナルティの可能性があります。
上記で問題が見つかったら…
上記で問題が見つかったら、Yahoo!ダウンペナルティの可能性があります。
ただし、リカバリー策はいくつも発見しており、回復の見込みは高いです。
逆に、上記のすべてで問題が発見されず、それでいて順位ダウンしている場合は、深刻な状況と言えるでしょう。
なお、それぞれ問題の原因が違っていますし、また解決の方法も違ってきます。
何とかしたいと思われる方は、すぐにご相談ください。
TDPのリカバリー策
「depth=0」チェックで、日本のYahoo!でトップページが一番目ではないパターンが、もっともリカバリーの見込みがあります。
SEO塾は、Yahoo!のアルゴリズムに肉薄し、ほとんどのTDPのリカバリーに成功しております。
上記は、「SEO塾マニュアル」という教材の目次の一部のスクリーンショットです。つまり、SEO塾マニュアルに、TDPリカバリー策が載っているのです。