トップページダウンペナルティ(2011年Google版TDP) 誘因とリカバリー
4月以降6月や7月など、Yahoo検索でページが表示されないのは、Googleのペナルティ。yahooでもgoogleでもアルゴリズムが変更、ペナルティが導入。
トップページダウンペナルティ(2011年Google版TDP) 誘因とリカバリー
以下の情報は、すでに史料的価値しかありません。
Yahoo!=Googleのトップページ・ダウン・ペナルティ
Yahoo!のGoogle化のあと、2011年1月からたびたびGoogle(Yahoo!)は順位変動を繰り返しています。
なかでも非常に悩ましい順位の乱高下は、6月と7月の更新です。
- 6月中旬(6月15日ごろ):コンテンツのオリジナリティやボリュームなどに難があるページやリンク元が、Googleに評価されなくなっています。
- 7月下旬(7月23日ごろ):今度はバックリンクの評価をGoogleは変えています。おおむね古いリンクは一度精算され、逆に新しくて好ましいリンクの評価が高まっています。
かなり激しい現象としては、サイトのトップページがメインキーワード検索で、数十番から数百番ほど下落しています。
たとえば80番前後に、150番前後、200番前後、250番前後、300番前後、それ以下というように、考えられない順位ダウンが起こっています。
トップページ・ダウン・ペナルティ(グーグル版TDP)の原因と誘因
もちろん、ベースとしてはGoogleが好まないSEOをやっていたからです。
ただし、スパムやブラックハットをやったからといって、かならずペナルティを受けるわけではありません。
キーワード詰め込みやリンク張り込みなどの、お手軽SEOがそもそもの原因で、別の条件(誘因)が重なったときに、ショックを受けるような順位ダウンが発症します。
トップページ・ダウン・ペナルティの誘因
Google版TDPが発動するきっかけ(誘因)は
- トップページの、タイトルやコンテンツの、書き換え
- サイト内のページの、大量の修正、増加、削除
- 外部リンクの、大量の削除や増加
- 外部リンクのアンカーテキストの、大量の書き替え
つまり、基本的には、短期間に、大量の、劇的な変化を起こしたときに、TDPの発症確率が高まります。
これらが誘因の場合は、不可逆的ですから、元に戻しても短期間にリカバリーできないことも多いです。
Googleのウェブマスターツールなどを見る
さらには、ウェブマスターの怠慢も誘因となります。
- 404エラー
- 大量にエラーが出ている
長期間、放置している - 不自然なリダイレクト
- 存在しないページで404を出さずに、301でトップページにリダイレクト
ヘッダーやJavaScriptなどでリダイレクト
302リダイレクト - 重複(複製)コンテンツ
- www有りと無しのURLがインデックスされている(本来の内部リンクが外部リンクあつかいとなり、かつリンク元とリンク先が重複コンテンツとなる)
CMSなどで、同一コンテンツが複数URLで表示され、URL正規化がなされていない - 重大事ではないが…
- robots.txtがアップロードされていない
検索エンジン用サイトマップが登録されていない
メタデータ(descriptions)やタイトルタグの重複
ダウンペナルティを受けているサイトはもちろんのこと、順位が上がらないサイト、そして順調なサイトさえ、これらのトラブルの元を解決しておくべきでしょう。
誘因を解決しても、原因は残っている
まずは、誘因リストはすべてクリア。
思い当たる原因をすべて撤去。
そして、Googleに再審査をリクエストすることになります。
リカバリーは、数日後ということもあれば、数週間、数カ月、ということもあります。
ペナルティの解除の見込みなしのときは、思い切ってドメイン変更が、作業や苦悩に対する費用対効果が高いでしょう。
また、余計なことですが、Googleでは得体のしれないペナルティが数多くありますから、メインサイトは複数の運営を超お勧めします。経験者の助言です。
参考:Googleペナルティ シーソー、スワップ&ドロップアウトでTDP? | SEO塾ブログ
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